ギャラリーショップをふと覗く。
そこでふと目に留まったもの。
映画『東京日和』の舞台にもなった柳川
私は、この写真集と出会っていなかったら、
その地名さえ知るのとのなかった。
死別した最愛の妻を想う気持ち、
とても伝わって、いつも涙を流さずにはいられない。
「これは 愛の讃歌であり、愛の鎮魂歌である」という言霊のリフレイン。
私の洋画の師も、妻と死別されている。
あのアラーキーの、芸術性と、愛に対する純粋さを、とても感じる作品。
福岡市美術館の閉館に際し、
再び出会えてよかった。
自分の尊敬してやまない現代の名工、
伝統工芸士で、宮崎県の無形文化財保持者の、
佐々木寛治郎氏の、美々津手漉和紙と。
『センチメンタルな旅
冬の旅 荒木経惟』